マンションのインターホン交換費用はなぜ高いのか?
マンションのインターホン工事費用や必要性について解説します。
集合住宅のインターホン交換工事費用はなぜ高いのか?
「管理会社からマンションのインターホン交換の見積もりをもらったけど、こんなに高いものなんですか?」「本当に必要?」とお問い合わせをいただくことがあります。
マンション・アパートの設備を必要に応じてリニューアルし入居者が快適に住める住環境を整えることは大切です。
例えば、インターホンの故障によってエントランスのオートロックが解錠出来ないというというケースがあります。
オートロックの解錠が出来ないと、人が訪ねてきたとき、わざわざ入居者がエントランスまで扉を開けにいかなければいけません。これってすごく不便ですよね。
こうなる前に、インターホンの交換工事を行うことが必要です。
この記事では、集合住宅のインターホン交換工事費用についてや交換の必要性について解説します。
工事費用はどうやって決まる?
集合住宅向けインターホンの交換費用は使用するインターホンの機種によって料金は大きく変わります。
特に最近はマンションの設備と連動できる機種、スマホと連動して外出中も来客に気付けるような機種など多機能な機種が様々あります。
安く済ませるために、元々設置されているインターホンからグレードを下げてしまうと、これも入居者が不便を感じる要因になります。
インターホンのリニューアル交換費用含む設備工事にかかる費用は、入居者の方々が支払う管理費から捻出されるので、入居者にとって住みやすい環境になるよう適切に管理していかなければいけません。
なぜマンションのインターホン交換費用は高いの?
インターホン交換費用の見積もりをもらって、その金額に驚いたマンションオーナー様もいるかもしれません。
「本当にやる必要があるの?」とお問い合わせいただくこともあります。
マンションのインターホンの更新時期は15年とされています。
更新時期を過ぎたインターホンシステムは、故障してもメーカー側で部品がなく修理ができないこともあります。
そのため、集合住宅を管理していく上でリニューアル工事は必要なものなのです。
なぜマンションのインターホン交換費用が高額なのか、弊社なりの意見をお伝えします。
オーダーメイドだから
まず、なぜマンションのインターホンシステムは受注生産です。
販売店や工事業者が在庫を持っているようなものではありません。
インターホンの機種にはアイホンなら「ディアリス」「パトモ」、パナソニックなら「クラウジュ」「ウィンディア」など様々なシリーズがありますが、同じシリーズの中でもカメラの有無、カラーバリエーションなど選ぶことができます。
インターホンのリニューアル工事を行う際は、現地の状況やご希望に合わせてオーダーメイドで組み合わせて行うことになります。
他の設備と連動させることがあるから
マンション・アパートのインターホンは消防設備や宅配ボックスといったマンションの設備と連動させることもあります。
こうしたシステムを使うことで消防設備と連動させることで万が一の火災時に入居者に知らせたり、荷物の到着を集合玄関機から把握することができます。
他の設備やスマホと連動ができる機種か否かでも費用は変わります。
安くすることはできる?
マンションのインターホン交換工事費用の目安は戸あたり10万円程度とされていますが、やはり状況や機種により費用は変わります。
なるべく費用を安く抑えるならメーカーから近い業者に工事を依頼するのがおすすめです。
最近ではよくマンション管理会社を通さず、管理組合の方やマンションオーナー様から直接インターホン交換工事についてご相談いただいており、無料現地調査を行っています。
マンションのインターホンを交換する際、今ついているインターホンにある機能が新機種にはない、ということがあると交換後に不便が生じる可能性があり、基本的にグレードダウンを望まれることはありません。
かといって、そのマンションで不必要な機能をつけて無駄に高くするべきものでもありません。
弊社ではなるべく安くインターホンの交換工事ができるよう、最善のご提案をさせて頂いております。
まずはお気軽にご相談ください。